■日立中央研究所(庭園)  2012年4月1日

 ムサシノ地方は晴れの良いお天気であったが、気温が上がらず、肌寒さも感じる一日であった。

 野川公園の桜は、つぼみのまま待機状態。探索員Tは、野川沿いを自転車で上流に向かい、国分寺駅の北側にある「日立中央研究所」に開門20分前に到着。この日は、春と秋の年に2日だけ一般に開放される庭園の公開日。10時の開門を前にして、すでに長蛇の列ができていた。

 研究所の敷地は、東京ドームの約5倍、ケヤキやサワラなど約2万7千本の樹木が生い茂り、ムクドリ、コジュケイなど約40種類の野鳥も生息しているという。敷地内に入った記者は、鬱蒼とした樹木に昔の武蔵野の姿を想像しながら、野川の源流となっている池をめざす。しばらく歩くと、木立ちの中から池があらわれ、白鳥が優雅に泳いでいた。池には古い水門があり、野川の出発点を確認できた。武蔵野をくねり、二子玉川で多摩川にそそぎ、そののち東京湾へと進む水の旅のスタート地点である。

 以下、写真でレポートいたします。

敷地内には樹木が生い茂り、別世界の様相
敷地内には樹木が生い茂り、別世界の様相
池のそばに桜が咲いているところも
池のそばに桜が咲いているところも
池には白鳥が泳いでいた
池には白鳥が泳いでいた
池の水門から野川に水が流れ出す
池の水門から野川に水が流れ出す
敷地内の渓谷に架かる橋の名が、なぜか「へんじんばし」。変人橋?
敷地内の渓谷に架かる橋の名が、なぜか「へんじんばし」。変人橋?
日立の消防車も林の中に
日立の消防車も林の中に

■中村研一記念「はけの森美術館」 4月4日

 春の大嵐が過ぎ去り、穏やかな陽ざしに恵まれて公園の桜の蕾が開き始めました。探索員Hは、小金井市中町にある「はけの森美術館」を探訪。この美術館は、洋画家、故中村研一画伯の旧宅の隣に建てられたもので、武蔵野の面影を残すひっそりとした空間で、氏の作品や愛用した調度品などをゆっくりと鑑賞することができます。

 「料理して妻を待つ」-中村研一と日常のモチーフ-という企画展示(5月20日まで)に誘われて入館。1Fには、奥様がモデルの「婦人像」などの油絵と自宅周辺の野の花を題材にした水彩画や手紙が展示。仲睦まじく暮らしを営んでいらしたご夫妻のご様子が伝わってきました。2Fに進むとますますびっくり。画伯が絵付けをして日々使われていたと思われる皿やデミタスなどの食器、愛蔵本などが並んでいました。料理に関するエッセイも多数発表されていた氏の家庭料理のレシピまで紹介されており、食いしん坊の記者にとって、まことに興味深いもの。温かな食卓とご夫婦の愛情に思いの膨らむ美術鑑賞の小さな旅でした。

 以下、写真でレポートいたします。

開き始めた野川公園の桜
開き始めた野川公園の桜
近くの道横の大木に貼られていたポスター
近くの道横の大木に貼られていたポスター
美術館の入り口
美術館の入り口
美術館でいただいたパンフレットの裏面とチケット
美術館でいただいたパンフレットの裏面とチケット
2F展示室の入口と画伯の彫像
2F展示室の入口と画伯の彫像
美術館裏の旧邸宅地に入る門
美術館裏の旧邸宅地に入る門
庭には水が湧き、風にそよぐ竹林にも癒される
庭には水が湧き、風にそよぐ竹林にも癒される
美術館の向かいには「はけの小路」が
美術館の向かいには「はけの小路」が
湧水の流れが近くの野川にそそいで行く
湧水の流れが近くの野川にそそいで行く

■サントリー武蔵野工場 工場見学 4月6日

 昨日の陽気で野川公園の桜が一機に花開く。探索員Tは、電車で府中本町へ。ムサシノ地域をいつも自転車で移動しているTだが、今日は電車と歩き。府中にあるサントリー武蔵野工場を見学するためだ。というのは、この工場見学では、サントリーの主力ビール商品であるプレミアムモルツの製造工程を見学したあとに、出来立てのビールを試飲することができる。自転車は軽車両であるためこの試飲がゆるされないのだ。

 府中本町から歩くこと約10分。目的のビール工場に到着。東京ドームの約8倍という広大な敷地にその建物はそびえ立っていた。印刷工場などの見学をいくつかしたことのある記者だが、このサントリー武蔵野工場の見学は実に快適で有意義、大満足の体験であった。

 以下、写真でレポートいたします。

待ち構えていたように一機に花開いた野川公園の桜
待ち構えていたように一機に花開いた野川公園の桜
ユーミンの歌にも登場するサントリーの工場
ユーミンの歌にも登場するサントリーの工場
建物の中に入ると見学者のための受付がある
建物の中に入ると見学者のための受付がある
プレミアムモルツのディスプレイがあるエントランスの横にはおみやげやグッズの売店も
プレミアムモルツのディスプレイがあるエントランスの横にはおみやげやグッズの売店も
プレミアムモルツ講座のスタート。最初にレクチャーを受ける。
プレミアムモルツ講座のスタート。最初にレクチャーを受ける。
特別な麦芽を試食(?)香があり美味
特別な麦芽を試食(?)香があり美味
工場内はとても清潔で美しかった
工場内はとても清潔で美しかった
検査・箱詰めまでの工程をとてもわかりやすく、親切な解説付きで見学できた
検査・箱詰めまでの工程をとてもわかりやすく、親切な解説付きで見学できた
さすがサントリー。エコの取り組みも半端ではない。ごみは驚くほど細かく分別されている
さすがサントリー。エコの取り組みも半端ではない。ごみは驚くほど細かく分別されている
見学が終わると試飲タイム。出来立てのおいしさと喉の渇きで一気に飲み干してしまった
見学が終わると試飲タイム。出来立てのおいしさと喉の渇きで一気に飲み干してしまった

■野川界隈 4月7日

 朝7時、探索員Hは、自転車でみかりの橋をスタート。調布市場をめざす。

記者がこの地に住み始めたのは約20年前。東北の田舎町出身の私は、東京にもこんなに緑が豊かな場所があることに驚きました。でも思い出してみると、この野川の流れは今よりももっと濁っていて、水量も少なかったような気がします。大昔の野川とは比較にならないのでしょうけれど、野川の環境を守る活動をされてきた方々のご尽力で、川の姿がきれいになってきたものと推測いたします。野川を愛する一人として、心から感謝を申し上げます。

 以下、写真でレポートいたします。

 

野川の桜は、場所によりほぼ満開。朝早くから場所どりの敷物が
野川の桜は、場所によりほぼ満開。朝早くから場所どりの敷物が
野川からちょっと小路に入るとこんな場所も。雑木林に武蔵野の面影を感じます
野川からちょっと小路に入るとこんな場所も。雑木林に武蔵野の面影を感じます
紫だいこんの花がきれいに咲いていました
紫だいこんの花がきれいに咲いていました
住宅地の近くなのに竹林も
住宅地の近くなのに竹林も
目的地の調布市場の魚屋さん。築地から直送のおいしそうな食材がいっぱい
目的地の調布市場の魚屋さん。築地から直送のおいしそうな食材がいっぱい
肉屋さんには、いろいろなお惣菜が並んでいた。とても安い!
肉屋さんには、いろいろなお惣菜が並んでいた。とても安い!
いつも気さくでおもしろい乾物屋のご主人。今日はちょっと表情が硬いのはなぜ?
いつも気さくでおもしろい乾物屋のご主人。今日はちょっと表情が硬いのはなぜ?
帰路、東大馬術部の馬場の横を通る。野川の桜も見える気持ちのよいところ
帰路、東大馬術部の馬場の横を通る。野川の桜も見える気持ちのよいところ
野川を泳ぐ鯉。水がきれい
野川を泳ぐ鯉。水がきれい

■都立野川公園 4月8日

 野川公園の桜が満開となった。日曜日の今日は、絶好のお花見日和。多分、野川公園が一年で一番人で賑わう日ではないだろうか。探索員Tは、この日の早朝の公園を散索。気温はやや低めだが青空が広がるとても気持ちのよい朝だった。

 野川公園は、国際基督教大学(ICU)のゴルフ場であった場所を都立公園にしたもの。雑木林など武蔵野の自然を守りながら、人の手が適度に加えられたとても気持ちのよい公園だ。公園は、2つに分かれていて東八道路に架けた橋でむすばれている。

 以下、写真でレポートいたします。

 

アスレチック広場の桜。早朝からお花見のシートが敷かれている
アスレチック広場の桜。早朝からお花見のシートが敷かれている
野川にかかる橋の上で撮影。上流に向かって川の左側が公園のメインだが、右側にも「自然観察園」などがある
野川にかかる橋の上で撮影。上流に向かって川の左側が公園のメインだが、右側にも「自然観察園」などがある
橋を渡り、野川の右岸から公園を望む。手前に咲いているのは山桜?
橋を渡り、野川の右岸から公園を望む。手前に咲いているのは山桜?
右岸には国分寺崖線の崖があり、湧水のわき出る場所がある
右岸には国分寺崖線の崖があり、湧水のわき出る場所がある
湧水の流れ出すところ。夏には子供たちがここで元気に水遊びをする
湧水の流れ出すところ。夏には子供たちがここで元気に水遊びをする
湧水の近くで写真を撮っていた方(早瀬さん)とお話しをさせていただいた。なんと横浜を始発で出ていらっしゃったとのこと。凄い!
湧水の近くで写真を撮っていた方(早瀬さん)とお話しをさせていただいた。なんと横浜を始発で出ていらっしゃったとのこと。凄い!
こぶしの木の下で体操をされていた方。気持ちよさそう
こぶしの木の下で体操をされていた方。気持ちよさそう
自然観察園の入り口。中に入ると尾瀬のような雰囲気が楽しめる
自然観察園の入り口。中に入ると尾瀬のような雰囲気が楽しめる
ふくろうのご挨拶。まだ開いていない
ふくろうのご挨拶。まだ開いていない
湧水が野川にそそいで行くところ
湧水が野川にそそいで行くところ
お花見の場所を決めているご家族。野川を望む最高のロケーション
お花見の場所を決めているご家族。野川を望む最高のロケーション
橋を渡り左岸に戻る。坂の桜並木
橋を渡り左岸に戻る。坂の桜並木
桜の幹が苔のようなものにおおわれていた。ふれるとビロードのような感触だった
桜の幹が苔のようなものにおおわれていた。ふれるとビロードのような感触だった
桜の幹から花びらが…
桜の幹から花びらが…
とても不思議な感じ
とても不思議な感じ
愛犬とお散歩の佐藤さん。わんちゃんのお口にはボールが。とても賢そうなわんちゃんでした
愛犬とお散歩の佐藤さん。わんちゃんのお口にはボールが。とても賢そうなわんちゃんでした
野川右岸から撮った写真にも佐藤さんの姿が。偶然でした
野川右岸から撮った写真にも佐藤さんの姿が。偶然でした
公園内の小山での撮影風景。わんちゃんといっしょの旦那様を奥様が
公園内の小山での撮影風景。わんちゃんといっしょの旦那様を奥様が
仲の良いわんちゃんの記念撮影をされていた方。ちゃんとカメラ目線になっているのに感心!
仲の良いわんちゃんの記念撮影をされていた方。ちゃんとカメラ目線になっているのに感心!
梅の木の下を犬と散歩する人
梅の木の下を犬と散歩する人
梅の花もまだ少しだけ公園に残っていました。
梅の花もまだ少しだけ公園に残っていました。
梅を撮っているところに調布飛行場を飛び立った飛行機がよぎった
梅を撮っているところに調布飛行場を飛び立った飛行機がよぎった
自転車に乗ったまま桜の写真を撮っていた方
自転車に乗ったまま桜の写真を撮っていた方
花びらのアップ
花びらのアップ
夕方近く、再び公園に行ってみると沢山の人がお花見を楽しんでいた。中には眠っている人も…。のどかな春の一日でした
夕方近く、再び公園に行ってみると沢山の人がお花見を楽しんでいた。中には眠っている人も…。のどかな春の一日でした

■野川から浅間山へ(出会いと発見の旅) 4月9日

 気温が上昇し、初夏のような天候に恵まれた一日。探索員Hは、野川から府中市の多磨霊園、浅間山へと自転車で向かう。野川の遊歩道では、自称「九条おじさん」に出会い、浅間山では、吊り橋を発見するなど、出会いと発見の多い小さな旅でした(所要時間約2時間)。以下、写真でレポートいたします。

自転車で出発したところ、最初にネコちゃんが待ち構えていた
自転車で出発したところ、最初にネコちゃんが待ち構えていた
野川の遊歩道の近くで出会った九条おじさん(蓑輪さん)。憲法9条を守る署名活動をされている方。いろいろとお話しを伺いました
野川の遊歩道の近くで出会った九条おじさん(蓑輪さん)。憲法9条を守る署名活動をされている方。いろいろとお話しを伺いました
お話を伺っていた所に咲いていた小さなオオイヌノフグリの花
お話を伺っていた所に咲いていた小さなオオイヌノフグリの花
紙の上に蜘蛛の赤ちゃんらしきものが…。びっくり!
紙の上に蜘蛛の赤ちゃんらしきものが…。びっくり!
野川の中に入り、元気に遊ぶ子供たち。まるで真夏の光景にまたびっくり!!
野川の中に入り、元気に遊ぶ子供たち。まるで真夏の光景にまたびっくり!!
多磨霊園の26区から山登りをする
多磨霊園の26区から山登りをする
途中にあった標識。きすげ橋方向へ
途中にあった標識。きすげ橋方向へ
きすげ橋はなんと吊り橋でした
きすげ橋はなんと吊り橋でした
橋の下は川ではなく道路
橋の下は川ではなく道路

まさかこんな所に吊り橋があるとは思わなかったので驚きました。この橋は、構造的には吊り橋風なのかも。この後、頂上にある浅間山神社でお参りをしましたが、デジカメのメモリがいっぱいで撮影できませんでした。また次回報告いたします。

■早朝探索 4月12日

 朝5時半、探索員Tが新聞を取りに外に出ると、昨夜の雨が蒸発しているのかモヤが立ちこめていた。景色が幻想的に見えるので、急遽カメラを持ち出し探索することに。モヤは急にはれることもあるので、とにかく野川公園へと急ぐ。桜は昨日の荒れ模様のお天気で散っているのかと思いきや、まだまだ頑張っていた。

                  以下、写真でレポートいたします。

モヤにおおわれた早朝の公園
モヤにおおわれた早朝の公園
アスレチック広場にはまだ人がいない
アスレチック広場にはまだ人がいない
野川にもモヤがかかり、幻想的。野川の右岸から
野川にもモヤがかかり、幻想的。野川の右岸から
橋を渡り、野川左岸の公園内へ。モヤがはれてきた
橋を渡り、野川左岸の公園内へ。モヤがはれてきた
可憐な花。まだねむっているよう
可憐な花。まだねむっているよう
空がきれいに見えてきた
空がきれいに見えてきた
採れたての野菜を売るおばさんから「のらぼう」を分けていただいた(100円)。油で炒めると美味しい
採れたての野菜を売るおばさんから「のらぼう」を分けていただいた(100円)。油で炒めると美味しい
再び野川の右岸にむかう。自転車に乗る人も気持ちよさそう
再び野川の右岸にむかう。自転車に乗る人も気持ちよさそう
こぶしの花はまだ濡れていた
こぶしの花はまだ濡れていた
湧水の近くで鴨が2羽仲良く遊んでいた
湧水の近くで鴨が2羽仲良く遊んでいた
桜は場所によりまだきれいに咲いていました。以上、約2時間の早朝探索でした
桜は場所によりまだきれいに咲いていました。以上、約2時間の早朝探索でした

4月13日 宇宙航空研究開発機構( JAXA)施設見学

 北朝鮮が「人工衛星の打ち上げ」として発射したミサイルの失敗が報じられた日、探索員Tは、脈絡もなく探索に出発。調布市にある「JAXA](独立行政法人・宇宙航空研究開発機構)に向かった。JAXAは、あの無人探査機「はやぶさ」の帰還物語が世界的に大きな感動を生んだ、日本が誇る研究開発機関。そのJAXAの全体像がよくわかる展示室が、ここ調布航空宇宙センターで一般公開されている。実験用航空機やエンジンの実物、精巧な模型が展示されてあり、宇宙往遠機のシミュレーション操縦体験もできるらしい。機械関係に弱い探索員Tにとっても、興味深々のスポット。わくわくしながら門をくぐった。

 以下、写真でレポートいたします。

桜散る野川公園からスタート
桜散る野川公園からスタート
東八道路を自転車で東進。この道は、とても広く、自転車と歩道が分けられているところも多いので、自転車移動の基幹的な道として便利
東八道路を自転車で東進。この道は、とても広く、自転車と歩道が分けられているところも多いので、自転車移動の基幹的な道として便利
東八道路と三鷹通が交差する近くに「JAXA]の正門があった。三鷹市にも隣接している
東八道路と三鷹通が交差する近くに「JAXA]の正門があった。三鷹市にも隣接している
自転車を置き受付へ。タンポポが咲いていた
自転車を置き受付へ。タンポポが咲いていた
展示室の入口。期待に胸が高まる
展示室の入口。期待に胸が高まる
中に入るとそこは別世界。ここはNASAか(NASAに行ったことがないが…)。手前にあるのが小型超音速実験機
中に入るとそこは別世界。ここはNASAか(NASAに行ったことがないが…)。手前にあるのが小型超音速実験機
マッハ5クラスの超音速機なら、太平洋を2時間で横断出来るという。凄いの一言
マッハ5クラスの超音速機なら、太平洋を2時間で横断出来るという。凄いの一言
誰もが行ける宇宙をめざした「将来宇宙輸送システム」の実験機
誰もが行ける宇宙をめざした「将来宇宙輸送システム」の実験機
FJR710ターボファンジェットエンジン。短距離離着陸(STOL)実験機「飛鳥」に搭載された、日本で初めて耐空性基準を満たしたエンジン
FJR710ターボファンジェットエンジン。短距離離着陸(STOL)実験機「飛鳥」に搭載された、日本で初めて耐空性基準を満たしたエンジン
多目的実証実験機の模型が並んでいる
多目的実証実験機の模型が並んでいる
かわいいキャラクターの質問に研究員の方が答えるとても分かりやすいモニターも見れる
かわいいキャラクターの質問に研究員の方が答えるとても分かりやすいモニターも見れる
映画のポスターも貼ってあった。「おかえり、はやぶさ」。そして「宇宙兄弟」
映画のポスターも貼ってあった。「おかえり、はやぶさ」。そして「宇宙兄弟」
パンフレットを色々といただきました。4月22日には、展示室以外の施設も見れる一般公開が
パンフレットを色々といただきました。4月22日には、展示室以外の施設も見れる一般公開が

今回は、時間が足りなくて「スペース・ミッション・シミュレータ」を体験できませんでしたが、とても興味深い展示に大満足。スタッフの方々のご対応もとても丁寧で大変有意義な時間を過ごさせていただきました。日をあらためてシミュレーションやYS11のコックピット見学に伺わせていただきます。4月22日の「一般公開」も楽しみです。ありがとうございました!

帰路、住宅街の道のそばに咲いていた枝垂桜
帰路、住宅街の道のそばに咲いていた枝垂桜
葉桜になった桜
葉桜になった桜

続・早朝探索 4月15日

 日曜日の朝、探索員Tは桜の見納めに早朝の野川公園に再び行ってみた。やはり昨日の強い雨で公園の桜の木の大半は散っていた。しかし、場所による日照の関係なのか、品種や個体差の関係なのか、もともと開花が遅かったと思われる木は、けなげに、そして艶やかににその美しさを維持していた。

以下、写真でレポートいたします。

 

ベンチにかかった桜の花びら。まるで雪のようだった
ベンチにかかった桜の花びら。まるで雪のようだった
滑り台の近くの桜は、まだ堂々と咲き誇っていた
滑り台の近くの桜は、まだ堂々と咲き誇っていた
東八道路をまたぐ橋に向かう坂道。花びらが敷き詰められていた
東八道路をまたぐ橋に向かう坂道。花びらが敷き詰められていた
橋を渡ったところに山吹が咲いていた
橋を渡ったところに山吹が咲いていた
野川に朝日が反射していた
野川に朝日が反射していた
野川にかかる橋を渡り、右岸にむかった
野川にかかる橋を渡り、右岸にむかった
橋を渡ると自然観察園があり、ユーモラスな鴨の写真(絵?)が案内板にのっていた
橋を渡ると自然観察園があり、ユーモラスな鴨の写真(絵?)が案内板にのっていた
近くの野川沿道で本物の鴨が2羽歩いていた。この写真の左のところにもう1羽いた。川の向こうには犬をつれた人が歩いている。犬もこの写真の左のところにもう1わんちゃんいる
近くの野川沿道で本物の鴨が2羽歩いていた。この写真の左のところにもう1羽いた。川の向こうには犬をつれた人が歩いている。犬もこの写真の左のところにもう1わんちゃんいる
鴨は近づくと飛び立ってしまった。多分、4月12日の早朝探索で出会った仲の良い2羽の鴨だと思う。夫婦なのだろうか…
鴨は近づくと飛び立ってしまった。多分、4月12日の早朝探索で出会った仲の良い2羽の鴨だと思う。夫婦なのだろうか…
湧水広場で、先ほど野川左岸で犬を連れて歩いていた方(原田さん)に出会った
湧水広場で、先ほど野川左岸で犬を連れて歩いていた方(原田さん)に出会った
とても仲のよいわんちゃん。お名前を伺うと右がハルちゃん、左がメグちゃんだった。
とても仲のよいわんちゃん。お名前を伺うと右がハルちゃん、左がメグちゃんだった。

ハルちゃんが9歳、メグちゃんが7歳。ハルちゃんは春に生まれたから、メグちゃんは恵みの意をこめて命名されたというお話。メグちゃんは、犬の里親制度で原田さんに引き取られてから、ハルちゃんと姉妹のように育てられています。原田さんは小金井市にお住まいで、この地域の昔のことをいろいろと教えていただきました。

 野川などで遊んで、はけの湧水で手足を洗ったこと。蛍が飛び交っていたこと。小さいときに馬車で荷物を運んで引っ越して来たこと。野川公園がICUのゴルフ場であったその前のことなど…。そんな昔のことを体験された方にはとても見えない若々しい方でした。

 懐かしい、そして心温まるお話が聞けた日曜日の朝でした。

 ありがとうございました!

原田さんが子供のころ遊んでいた野川の近くにあるレリーフのモニュメント。大昔の人が川で魚を獲っている
原田さんが子供のころ遊んでいた野川の近くにあるレリーフのモニュメント。大昔の人が川で魚を獲っている
野川近くのホタルの里にある「少年像」。原田さんもこんな姿で遊んでいたのでは…
野川近くのホタルの里にある「少年像」。原田さんもこんな姿で遊んでいたのでは…
野川の夕暮れ
野川の夕暮れ

夕暮れ探策 4月17日

 野川公園の桜が葉桜になったころ、枝垂れ桜が満開の場所があることを聞いた探索員H。夕暮れ時であったが、さっそく行ってみた。そこは小金井市の野川の遊歩道。国分寺市に向かって野川沿いを遡る途中のところです。

 枝垂桜そのものの開花が遅いのか、この場所だけのことなのか、勉強不足の記者には分かりません。以下、写真でレポートいたします。

野川の近くの空き地で野球をする家族に遭遇。とても微笑ましい光景
野川の近くの空き地で野球をする家族に遭遇。とても微笑ましい光景
ここも野川遊歩道のそば。栗林にミツバツツジが咲いていた
ここも野川遊歩道のそば。栗林にミツバツツジが咲いていた
栗のイガが沢山落ちていた
栗のイガが沢山落ちていた
枝垂れ桜の咲く道
枝垂れ桜の咲く道
橋の上から。両岸に満開の枝垂桜が
橋の上から。両岸に満開の枝垂桜が
枝垂桜の下。花におおわれて美しさに呆然
枝垂桜の下。花におおわれて美しさに呆然
帰路、西武多摩川線の小さなトンネルのところで
帰路、西武多摩川線の小さなトンネルのところで
紫大根が咲いていました
紫大根が咲いていました
家路に着く人を乗せた電車がまた通りました
家路に着く人を乗せた電車がまた通りました
野川の夕暮れ。小探索レポートでした
野川の夕暮れ。小探索レポートでした
野川を彩る菜の花
野川を彩る菜の花

蕾探索レポート 4月21日

つい先日まで桜で賑わっていた野川の沿道、今は菜の花の景色が美しいです。いろいろな花が咲き始めるこの季節、その蕾を探すミニレポートです。御狩野(みかりの)橋の上では、素敵な絵をお描きの中川さんに出会いました。

以下、写真でレポートいたします。

楚々としたタンポポ
楚々としたタンポポ
花にらですかね?
花にらですかね?
つつじの蕾です
つつじの蕾です
チューリップ。これは蕾ではないですね
チューリップ。これは蕾ではないですね
ドウダンツツジ。釣鐘のような形をした蕾のような花。
ドウダンツツジ。釣鐘のような形をした蕾のような花。
沿道を通らず、川縁を歩くスーツ姿の男性。気持ちよさそうにご出勤
沿道を通らず、川縁を歩くスーツ姿の男性。気持ちよさそうにご出勤
野川にかかる御狩野橋の上で絵を描いている方に遭遇
野川にかかる御狩野橋の上で絵を描いている方に遭遇
画材一式を搭載する自転車
画材一式を搭載する自転車

 おじゃまして、ちょっとお話しさせていただきました。自転車で15分くらいの三鷹市北野にお住まいの中川さんでした。大学の美術部で油絵を描き始めてからずっと続けているそうです。現在はお勤めの合間ですが、将来、時間が出来たら、もっと楽しみたいとおっしゃっていました。

 野川の沿岸では、いろいろな活動をされている方がたくさんいらっしゃいます。ウォーキング、ジョギング、サイクリング。絵を描く、写真を撮る(カワセミが人気)、犬とお散歩、早朝体操などなど。皆様とても楽しそうでいきいきとされています。

 蕾から絵画へと思わぬ展開のミニレポートでした。

独立行政法人宇宙航空研究開発機構
独立行政法人宇宙航空研究開発機構

続・JAXA見学レポート 4月22日

 4月13日の宇宙航空研究開発機構(JAXA)見学の続編です。今回は、年に一度の調布航空宇宙センターの一般公開日。いつもは入ることの出来ない第2会場(三鷹市大沢)に行ってみました。ここは道(水車通り)をはさんで調布飛行場と向かいあっているところ。実験機の一部も調布飛行場で運行されているとのことでした。

以下、写真でレポートいたします。

制服がお似合いの礼儀正しい警備員さん
制服がお似合いの礼儀正しい警備員さん
「静粛超音速」という言葉が気になり展示室に入ってみました
「静粛超音速」という言葉が気になり展示室に入ってみました
静粛超音速研究機の模型展示
静粛超音速研究機の模型展示

 中に入ると、静粛超音速研究機(S3TD)の模型が展示されていた。早速近くのスタッフの方に「静粛超音速」とは?について聞いてみました。

 1960年代にイギリスとフランスで共同開発され、2003年まで運行されていた超音速旅客機「コンコルド」。雷の音の大きさに近い騒音が発生するため、超音速で飛行するのは海上のみに限定され運行ロスが大きな課題となったそうです。JAXAの超音速チームでは、この課題に取り組んでいて、次のステップとして全長14メートルサイズの無人実験機の飛行試験計画を検討しているとのことです。

 このような技術的な研究開発と、陸上の運行規制の見直しが表裏一体となることで、次世代超音速旅客機が実現していくそうです。4月13日のレポートでご紹介した「マッハ5、太平洋を2時間で横断」の世界につながっていくのですね。納得!

 

次の展示棟に入る。ここでは実際の航空機の操縦感覚を体験できる「飛行シミュレータ」があった。開場して30分足らずなのに順番待ちの人でいっぱいだった
次の展示棟に入る。ここでは実際の航空機の操縦感覚を体験できる「飛行シミュレータ」があった。開場して30分足らずなのに順番待ちの人でいっぱいだった
次の展示は、実験機の格納庫だった
次の展示は、実験機の格納庫だった
中に入ると、実験用航空機MuPALがあった
中に入ると、実験用航空機MuPALがあった
近づいてみた。乗ってみたかった
近づいてみた。乗ってみたかった
ヘリコプタの実験機。飛んでみたかった
ヘリコプタの実験機。飛んでみたかった
敷地内の建物。屋上の丸いものにレーダーが入っているらしい。この建物の向こう側に野川があり、そこからこのドームがよく見える
敷地内の建物。屋上の丸いものにレーダーが入っているらしい。この建物の向こう側に野川があり、そこからこのドームがよく見える
野川から建物を見た写真。左隅の人は、テニスコートを見下ろしている
野川から建物を見た写真。左隅の人は、テニスコートを見下ろしている

 のどかな野川のすぐそばに、宇宙につながるこんな施設があることに改めて感嘆。今回も時間的余裕がなく、操縦体験シミュレータは体験できませんでした。次回にチャレンジしたいと思います。広々とした施設の中を見学。おみやげに実験機の紙模型が作れる型紙までいただきました。スタッフの方の説明もとても分かりやすく、機械オンチの私にもやさしいものでした。

 ありがとうございました!!

浅間山の頂上
浅間山の頂上

4月30日 続・浅間山(山登り)+4月いろいろ

 4月最後の日、探索員Hは、4月12日の続きで府中市にある浅間山ミニ登山に自転車で出発。まずは野川公園を通り多磨霊園の26区へ。ゴールデンウィークなので、公園は人でいっぱい。木々の緑も鮮やかになってきました。

 以下、写真でレポートいたします。

 

野川公園は人でにぎやか、国際色も豊かでした。鯉のぼりも風にゆれていました
野川公園は人でにぎやか、国際色も豊かでした。鯉のぼりも風にゆれていました
緑のなかでバーベキュー
緑のなかでバーベキュー
多磨霊園の26区に到着。同じように山登りに来た人に遭遇しました。パソコンでデザインのお仕事をされている方。疲れると気分転換に自転車であちこち出かけるそうです
多磨霊園の26区に到着。同じように山登りに来た人に遭遇しました。パソコンでデザインのお仕事をされている方。疲れると気分転換に自転車であちこち出かけるそうです
登りはじめると多磨霊園が眼下に
登りはじめると多磨霊園が眼下に
今回もきすげ橋を渡る
今回もきすげ橋を渡る
頂上までもう少し
頂上までもう少し
頂上に到着!手前にあるのが国土地理院の三角点です
頂上に到着!手前にあるのが国土地理院の三角点です
神社でお参りしました
神社でお参りしました

 標高がなんと79.6m!約10分のミニミニ登山でしたが、ちょっとだけ高尾山に行った気分が…。野鳥も多く、写真を撮られている方が多かったです。

 気軽にミニ登山、ハイキングが楽しめる場所としておすすめ。頂上では、お弁当を広げられている方も。4月12日の続編でした。

 以下、4月取材のいろいろをご紹介させていただきます。

木々に朝日

走る人

コッツウォルズ(英国) 参考
コッツウォルズ(英国) 参考
走る前の人
走る前の人

雨中走る人

4月の部 FIN