みたか緑と水まっぷ

三鷹市のサスティナブルなまちづくりを応援する新機軸のMAP「みたか緑と水まっぷ」が杏林大学との協働研究により完成。無料配布されます。2025年9月24日~。ぜひ、お手にされてお楽しみください!

このMAPの研究・制作は、特定非営利法人三鷹ネットワーク大学推進機構の令和6年度「民学産公」協働研究事業に採択されたもので、構想から調査を経て約5年間をかけて完成しました。研究・制作にあたっては、「まちづくりMAP研究・制作委員会」を立ち上げ、推進しました。

通常の地図は、北が上ですが、この地図は南が上になっています。JR中央線の三鷹駅上空から富士山や多摩川を遠望するもので、鳥瞰図の手法で描かれた精緻なイラストが特長です。デジタルとは異なる紙MAPの一望性を最大限に活かし、いかに三鷹とその周辺が緑や水の環境に恵まれているかを実感することができます。 

井の頭公園、三鷹の森ジブリ美術館、深大寺、神代植物公園、国立天文台、都立野川公園などが載っており、多摩川や丹沢山系、そして富士山を遠望する構図です。

●鳥瞰図で描かれた三鷹市とその周辺
●鳥瞰図で描かれた三鷹市とその周辺

三鷹市は、市の政策のひとつに「緑と水の公園都市」を掲げており、三鷹の駅前から徐々に緑を増やしていく、「百年の森構想」が提唱されています。このMAPは、その取組みに並走し、まちづくりの進展に合わせ改訂することで、進化する地図となることを目指しています。MAPの裏面には、緑豊かな環境に存在するジブリ美術館、井の頭自然文化園、星と森と絵本の家(国立天文台三鷹内)などがインタビュー記事として取り上げられています。インタビューは、三鷹市にある杏林大学で地域観光学を研究(専攻)する大学生(杏林大学)の4人が行いました。

制作にあたっては、三鷹市とその周辺を隈なく実踏調査を行いました。その結果、このエリアが東京の中心部に近いところにありながら、緑と水の環境に恵まれた地域であることを確認できました。下記が調査レポートです。

完成したMAP(A2サイズ)は、みたか観光案内所を始めとした三鷹市の各所で配布されるほか、都庁や立川などの都の観光案内所、近隣市の観光協会などで無料で配布されるます。また、布で作られた特大版のMAP(A0版)が三鷹ネットワーク大学など公共の場に掲示されます。新しい視点で地域を再認識し、今後のまちづくりに役立てることを目的としたものですが、街歩きや観光目的のMAPとしても活用出来るものとなっています。

●表面
●表面
●中面
●中面

企画・編集・発行:まちづくりMAP研究・制作委員会(武蔵野コッツウォルズ/杏林大学/三鷹市民有志)

制作・印刷:株式会社文伸(イラスト:丸山純司)

【令和6年度・三鷹ネットワーク大学推進機構「民学産公」協働研究事業】

●お問い合せ 武蔵野コッツウォルズ・担当/鈴木 TEL: 0422-32-0962